山盛りゴシゴシネット!!

最近ニートになったよ

【ネタバレ注意】「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」は駄作じゃない!

夏もすっかり終わってしまって残暑のかけらも感じない最近。尋常じゃなく低血圧だから朝起きるのがとってもつらいの・・・冬は寒いからなおさら起きれなくなる。

 

うーむ・・・夏派の自分には耐えがたい冬とかいう季節。冬考えたやつ誰だよ・・・
まあ冬のイルミネーションとか寒い中であったかい缶コーヒー買って手を温めながら散歩するのとか、こたつ入りながらアイスとかみかんとか食べるのすきなんだけど・・・あれ?結構冬も好きなんじゃないか俺

 

しかし夏のノスタルジックな雰囲気に勝るものは無いし、エアコン効いた部屋でナイターみるのとか超すこ。そんな夏大好きっこなうっちーちゃんは一本の映画を観に行った。

 

打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?

 

できたて飲むか?藤原紀香 ってCMやってたよね。うんそれはどうでもいい。この映画、公開時のレビューは酷評だらけだった。でも結果から言うと「かなり良作」面白くて2回観に行った

ネタバレ含むけどそれでもおkって人は読み進めてね!

 

打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」とは

https://obs.line-scdn.net/0hfXHsGi-vOXd1Chft-PtGID5XPxgMaSN_H3I3QRNPJVkZaj1kC3AyQwlSNxEMYy5-GT8uDTZzOUYNXhhZMi0JFxlWHSIKeSRzPSwVeitBPT0xaCdcVWxzGVILZk5cP3YhQTl1FFACZwJZPXwpGWp-Fg

画像出典:打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか? 公式ブログ Powered by LINE

新房昭之監督の長編アニメ映画作品

新房昭之はTVアニメや映画アニメ作品の演出及び監督の方。元はアニメーター出身で「NINKU-忍空-」や「幽遊白書」の原画を担当したこともあるようです。近年では「魔法少女まどか☆マギカ」や「化物語」等有名作品の監督を務めています。「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」はその新房昭之監督の長編アニメ映画作品となります。

 

ちなみにキャラデザが物語シリーズと同じ渡辺 明夫さんなので出てくる人物もかなり物語シリーズっぽい見た目してる。なずななんて戦場ヶ原さんにしか見えないとか言われてる。なずなのがかわいい。


元ネタは「If もしも」内の短編ドラマ

もとはフジテレビで放送されていたオムニバスドラマ「If もしも」内のストーリーの1つ。タイトルも同じ「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」です。ヒロインのなずな役は奥菜恵な、懐かしい・・・!

 

この作品が「日本映画監督協会新人賞」を取って、ドラマ版を再編集した劇場版も公開されたそうです。ちなみに「If もしも」は「世にも奇妙な物語」の後に放送されたものであり、ストーリーテラータモリも同様に出演してるらしいです。

再編集版はタモリの出演箇所を削除して「If もしも」ではなく「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」として公開したものだったんですね!

 

公開時の反応

https://www.pakutaso.com/shared/img/thumb/VER88_sumafonayamu15150207_TP_V.jpg

酷評だらけ

個人的に見た後とかすごい感動して(というか泣いて)た。ただ、正直「賛否両論になりそう」とは思っていた。でもまあそこそこ点数はいいんじゃないかな思ってyahooに飛んで映画の評価見てみると5点満点中2.1程度と尋常じゃなく低い点数がついてた!

 

oh...予想以上に低いがどういうことだと思ったら

「ストーリーが意味わかんない!」
「演技力が低い!」

と大量に書いてあるじゃないか。


中には「実写版デビルマン以下」というものも

その中でも特徴的だったコメントが「実写版デビルマン以下」というもの。でもはっきりと言わせてもらう。

 

お前実写版デビルマン観てないだろ

 

実写版デビルマンは2004年に公開された、名作漫画デビルマンを実写映画化したもの。
しかしその完成度たるやいろんな意味で凄まじく、見た人からは「B級以下で笑い話にもできない」「どんなクソ映画も名作にみえるほどの駄作」とか言われるレベル。誰一人として評価しなかったキングオブクソ映画

 

酷評を承知の上観た人の予想のはるか上を行くクソっぷりに2時間という貴重な時間が割かれる。北野武には「酒飲みながら観るにはちょうどいい」とまで言われる始末。yahooのレビューは「むごい」や「口が開いたままふさがらない」「ああああああああ!!」など阿鼻叫喚の惨状と化している。


だから実際に観た人はそうそう「デビルマン以下」なんて言葉使わない。というか使えない。それ以下の映画が現れないからだ(というか邦画はデビルマンを反面教師にして作ってるとまでいわれてる)おそらくこれ書いたやつはとりあえず酷評したいからそういう表現をしたんだと思うけども、さすがに実写版デビルマンを舐めすぎてる。少なくとも俺が観た限りは「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」はどこを取っても実写版デビルマン以上だった。

 

まずアニメと実写映画を比べる時点で何か違う気がするが・・・

アー、オレデーモンニナッチャッタヨー


酷評だった理由

http://www.cinemacafe.net/imgs/thumb_h1/299172.jpg

画像出典:アニメ版『打ち上げ花火』完成報告会見のはずが…現在も製作中「粘りに粘っています」 | cinemacafe.net

主演の演技

デビルマンはどうでもいいんじゃい!何かと酷評が目立っていた公開当初。特に多かったのが「菅田将暉広瀬すずが棒読みすぎる」という意見。確かに菅田将暉は棒読みだった。個人的には中学生という難しく絶妙な年齢の男子をうまく演じていたなという印象だったけども。


でも広瀬すずは全く棒読みじゃなかったぞ。そこまで演技が下手な印象もなかったけど・・・というかむしろ広瀬すずがなずなの可愛さを引き立ててた。なずなかわいい。

 

あとは君の名は。」の影響がでかすぎる。夏のアニメ映画だからって「君の名は。」のノリで観に行った人はそりゃ批判するだろうな・・・テンポやストーリーの魅せ方がまるで正反対な作品ですからね。

 

難解なストーリー

おそらく一般の人はこれが一番なのでは。確かに「打ち上げ花火」はストーリーに基本的に解説などがなくてほぼ観客に解釈をゆだねる感じで話が進む。考察好きな人は何の違和感もなく観れると思うけども、考察を必要としない作品が好きなユーザーには受けが悪い。

 

おそらく考察好きなユーザーは半数以下であり、ストーリーが投げっぱなしと感じるユーザーのほうが多かったのが酷評となった原因の1つなんじゃないかな!

 

今や評価が逆転

しかしそんな「打ち上げ花火」は公開当初は2.1程度だったのだが、なんと今のレビューの評価は「3.04」と大幅に上昇している。☆5の割合が「36.3%」に対して☆1の割合が「32.9」と、高評価の割合のほうが逆転しているんだよね!

 

「酷評されてるけど思ってたより良かった」って人が多いんだろうか・・・ちなみにとあるyoutuberが「酷評されてるけど面白かったよ!」ってツイートしたらファンの子が「評価ひどくて観るのやめたけど○○さんがそう言うなら観に行きます!」ってリプしてたなぁ。評価1つで人の気持ちが左右されるのは悲しい・・・

 

観客にゆだねられた考察部分

https://www.pakutaso.com/shared/img/thumb/JK92_hohohiji20150222103753_TP_V.jpg

あの玉はなんなのか

ここからは個人的な考察になります。ネタバレ嫌な人は回れ右です。時間を巻き戻すことができるあの透明なガラス玉。そもそもあれなんなの?と思うがそこはそういう不思議なものとして捉えるしかない。しかし見てたらわかるがなずなの父が自殺した時に浮かんでたものと同じです。

 

海に身投げして自殺した。なずなが拾ったのも海ってことで同一のガラス玉なんじゃないかな。なぜ父親が持ってたのかはよくわかんないけども、多分父親も時間を戻して色々やり直してたりしたのでは。なぜ死んだのかは・・・よくわかんない。その辺もずっと考察してると楽しいもんですよ!

 

瑠璃色の地球歌ってるときのアレ

Twitter瑠璃色の地球の時のアレなんなの!?意味わかんないんだけど!!」ってツイートを見かけた。え、そこ突っ込むんすか。

 

確かに意味わかんない人は意味わかんないのかな・・・電車乗ってる時に「芸能界でもやっていける」って言った後、歌い始めたでしょ。んで窓ガラスにアイドルのように着飾ったお姫様みたいな姿が映るシーン、普通に観てたら「なずなが思い描く夢のような将来」みたいな解釈ができるはず。

 

親から逃げていて既に現実離れしているだけに、あんなシーンを思い描いたのかもしれないっすね!

 

玉破壊

ここわからん。ループを3回繰り返してたどり着いた世界。波紋の壁に覆われてる変な世界で酔った花火師がガラス玉を拾うシーン。花火師は「誰だよこんなとこに尺玉捨てた奴は!」みたいなこと言って花火と勘違いしてガラス玉を打ち上げるんだけど、そのサイズが今までのガラス玉とは桁外れにデカい。あれ何でなんだろ?

 

んでガラス玉が打ち上げられてバラバラに割れるんだけど、その瞬間に波紋が壊れて様々な「もしも」が映し出されてなずなが号泣する。おそらくもうやり直すことはできないと悟って今までの夢みたいな時間がおしまいになることを悟って泣いてたんじゃないかと考えてる。ちなみに俺も泣いた。


主人公はどこに行ったのか

そしてラストシーンね!ここも独自の解釈に任せるような表現がある。いつものように朝礼する典道のクラス。しかし典道が点呼されても返事がない。

「島田さん!島田典道さーん!・・・島田くん?」

これで終わり。

 

うーむ、解釈の幅が広すぎて難しい・・・。でも一応「こうなったのでは」という考察はあって、実はガラス玉を飛ばすときは実は光が関係してる。1回目は太陽の光、2回目は灯台の光、3回目は海に反射した光。んで最後に花火として飛ばされたのが4回目。つまりまた新しい世界になずなと飛ばされたんじゃないかなと考えてるけど・・・うーむそれだと辻褄が合わない気がする。なんで主人公だけ消えたんだ・・・単に学校休んだだけとか・・・?

 

そんな救われないEDやだなー・・・

 

結果、なずなちゃん可愛い

https://iwiz-movies.c.yimg.jp/c/movies/pict/c/p/6b/8c/358994_003.jpg

画像出典:打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか? - 作品 - Yahoo!映画

人間味があって好き

なずなちゃんまじで可愛い。やばい。それだけでも見る価値あるくらいだと思ってる。例えば祐介が勝った時と典道が勝った時の反応。ホースで水かける時の顔が実は違うの気づきました?祐介が勝ったときは真顔だったのに典道が勝ったときは少し微笑んで「好きだからよ」とかいうとことか。帰り道にチャリ乗ってる時もそう。祐介が勝ったときは普通にチャリ乗ってるんだけど、典道が勝ったときはチャリでくるっと一回転する。可愛くない!?そんな人間味が溢れるなずなちゃん好き!

 

あと4回目の世界で「世の中にはまだまだ知らないことがありますなぁ♪」みたいなこと言うあれ。好き。広瀬すずの声だからこそなずなちゃんの可愛さが引き立ってる気がするんだけど・・・

 

アプリでも可愛い

ちなみに「爽」のアプリをDLしてパッケージをカメラアプリで認証させると、なずなちゃんと海岸でアイス食べながら花火を見れるVRが体験できます!マジで破壊力やべえぞこれ!「アーン」→「あーげない♪」とかしてきます!わあぁ!

 

てな訳でなずなちゃんが可愛い映画でした。少なくとも絶対に駄作ではないですが、考察しなければ腑に落ちないシーンもあるんで考察が苦手な方にはあまりお勧めはできないです。それでも気になるという方は観てどうぞ!映像がとにかく綺麗だし主題歌はもちろん挿入歌もめっちゃいい曲です。ノスタルジックな雰囲気に浸りたい方にもオススメです!