山盛りゴシゴシネット!!

最近ニートになったよ

駆け出しバンドは「RO JACK」に過度な期待をするな!有名バンドだけが得をするオーディションのメカニズム

10月になって早くも暮れだなーとか感じてる。この前まで夏だったんだよ!?夏好きにとっては切なさしか残らねえや。みんな夏フェスではしゃいでたと思えばハロウィンだ。

 

何がハロウィンじゃい!大学生のギャル集団がビッチみたいな仮装するイベントの何がトリックでトリートなんだよありがとうございます!!!!!!!

 

そしてすぐクリスマス。あ、でもクリスマスの雰囲気は好き。もう今年も終わるなーって感じするし、子供が嬉しそうなの見るとこっちもほっこりする。そして正月になって実家に帰ると「そろそろちゃんとしなさい」と追い込みをかけられる。こ、これが一年・・・すぐに死期が訪れちまう!

 

とまあ夏はフェスがたくさん行われるんすが、実は冬もおっきいフェスが開催される。それが「COUNT DOWN JAPAN」ってんだけど、その中でも「RO JACK」っつーバンド及びアーティストのオーディションが併せて開催されて、すでに予選の応募が終了して予選通過バンドがHPに記載されてる。


てな感じで毎回様々なバンドが夢を追って応募してくるんだけど、ハッキリ言って「将来このバンドで有名になるんだ!」とやる気に満ち溢れた眩しい青年はこのオーディションに過度な期待を持たないほうが良い。

っていうか持たないでくれ。

 

RO JACKとは

年に2回開催されるオーディション

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画像出典:RO JACK for COUNTDOWN JAPAN 17/18 - COUNTDOWN JAPAN 17/18出演を目指すバンド・アーティストのオーディション

RO JACKは「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」と「COUND DOWN JAPAN」と併せて開催されるアーティスト及びバンドのオーディション。つまり夏と冬の2回開催される、日本屈指の大型オーディションの1つっすね。

 

しかし優勝までの道のりが尋常じゃなく遠く、
応募楽曲での予選

第1回リスナー投票

ライブ選考

第2回リスナー投票(ここで入賞かどうか決まる)

応募楽曲2曲目公開

第3回リスナー投票

最終選考&優勝アーティスト発表
晴れてフェスのステージへ

 

という流れになっており、めっちゃくちゃ狭き門になってるのだ。
おええ・・・

 

過去の優勝バンド

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画像出典:真空ホロウ「虹」インタビュー (1/3) - 音楽ナタリー 特集・インタビュー

そんなRO JACKの優勝アーティストは今や有名な人ばっかり!第一回の優勝バンドは先日解散した「plenty」などの6組。第二回の優勝バンドには「真空ホロウ」などの6組がいるが入賞バンドにも「東京カランコロン」など今や大活躍してるバンドがうようよ。


2014年夏の優勝アーティストなんて「ATLANTIS AIRPORT」「the quiet room」「鳴ル銅鑼」「プププランド」「魔法少女になり隊」とかだぞ。ひゃー!んで、優勝したバンドは100万円もらえる上に事務所やレーベルと契約するところもあるらしい。

 

しかしこの「優勝すれば有名になれる!」と思ってしまうところに大きな落とし穴がある。それは後述するよ!

 

RO JACKのメリット

力試しができる

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RO JACKのいいところは最初が音源での予選というところだ。まずは自分で宅録なりスタジオ録音なりで音源を作成して、その音源でバンドもしくはアーティストとして応募をするところから始まるわけね。

 

そのため宅録の場合は自分ミックスやマスタリングが審査員に認められるかどうか、スタジオ録音の場合は演奏技術が認められるかどうかを試すことができる。予選を通れば自信がつくし、予選が通らなかったら「もう少し練習を重ねよう」とある程度の指標になるのがメリットの1つではある。

 

宣伝になる

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もう1ついいとこがあって、予選を通るとリスナー投票になるのだが、リスナー投票ページはそれぞれアーティスト写真と音源が一緒に載せられていて、全然知らない人にも自分の音源を聞かせることができるという点。

 

だから、自分らのバンドを宣伝するにはうってつけの場になる。「僕達のバンドが予選通過しました!音源も載ってるんで良かったら聴いてみてください!」とかTwitterで宣伝すると、「お、なんかこの人たち予選通過してるし凄いのかも」と思わせることができるかもしれない。

 

実績が残る

これはどのオーディションでも言えるんだけども、オーディションに出るだけで実績が残る可能性もあるのも利点の1つ。たとえば予選通過したら、HPや各種SNSのプロフィール欄に「RO JACK予選通過」とか、予選通過しなくても「RO JACKに応募するも惜しくも落選」とか濁す感じで書いてもいちおう実績にはなる。

 

何かちょっとでも実績を残したかったら応募するのも一つの手段ってことね。でも応募してないのに実績書いて嘘つくのは駄目よ。


RO JACKをおすすめしない理由

知名度が高いほうが有利

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さてここからはお勧めしない理由なんだけど、まさに見出しに書いた通り。知名度が低いとどうしても予選を通過するのは難しいのだよ・・・。というのも、音源で予選通過しても次に待ち構えるのがリスナー投票。大体ここでふるいにかけられて大半のバンドがいなくなる。

 

そう、リスナー投票は知名度がないと到底残れない。「そんなの組織票使えばいいじゃん!」とか思う人もいるだろうけども、数十そこらの組織票集めたところでリスナー投票は通過できないし、冗談抜きで数百は票が入らないと次のステップであるライブ選考に進むことができない。

 

ちなみにその先もリスナー投票が2回も控えてるんだぞ!?無名のバンドがそこに進める自信がありますか?「そんなの有名バンドが残るにきまってるじゃないか!」と思った方、正しい。当然なんだよね。

 

まず勘違いしないでほしいのが、RO JACKは「駆け出しバンドが夢をつかむために一発当てる場所」じゃないってことだ。RO JACKのページにはどこにも「初心者を応援する」とか「誰にでもチャンスがある」なんて言葉は書いてない。そんな甘いもんじゃない。

 

RO JACKに入選するほどのバンドは「いままでコツコツ知名度を上げてきたバンド」なんだよね・・・。優勝したら有名になれるんじゃなくて、すでにある程度有名なバンドが優勝する。

 

たとえば前回優勝の中の1バンド「ユアネス」だが、優勝する前から福岡ではかなりの知名度だった。普通にフェスの前座とかを任せられるほどだ。そんなユアネスですら地方のオーディション受けても受賞できなかったりした時期もあった(のをテレビで観た。)しっかりライブを重ねて知名度を上げて、演奏技術を上げたうえでやっと審査員に認められたってこと。地道にバンド活動つづけて宣伝活動してきて、演奏技術も磨いてきたバンドにこそチャンスが訪れる。

 

RO JACKはそういうオーディションになっている。だって・・・入賞に「とけた電球」がいるんだぞ・・・駆け出しが選ばれる可能性は限りなく小さい。

 

モチベーションが下がる

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でもそんなの応募したバンドはやっぱりそんなの知らない。知ったこっちゃない。夢のためのチャンスだとおもって応募するんです。そこで落ちたらいいんすけど、音源がある程度完成度高いと、うっかり予選通過しちゃうんだよな・・・最近の宅録はすごいから・・・。

 

すると「おお!いける!!みんなに曲を聴いてもらえば必ず票が入るはず!」と思うバンドも出てくるかと思うが、知名度が低いとそううまくいかず、むしろ100近くの予選通過バンドのなかで見ず知らずのバンドなんて聴いてもらえるかどうかすら怪しいんだよね・・・。

 

票は集まっても20~30票程度で、有名バンドとの差を数字で明確に見せつけられる。これが良いほうに働けばいいんだけども、大体が現実をみせつけられてモチベーションの低下につながっちゃうんだなーこれが!


オーディション自体はどんどん応募するに越したことはないんだけど、一気にオーディションに応募する気もなくすし宣伝する気もなくす場合もある。勘違いしてほしくないのが、「オーディションに応募するな」って言ってるんじゃなくて「最初は過度な期待をするな」ってことだ。

 

駆け出しのうちはどんどんいろんなのに応募して宣伝材料にしていったほうが良いんだけど、優勝しようとか考えるのはまだまだ先。「まあ、まだ知名度低いからこの程度だろ!」と大きく構えて、少しずつライブと実績を重ねていくのがベストだと思うよ!


で、バンドの集客や曲の完成度に確かな手ごたえを感じたら、RO JACKの票の入り方や景色の見え方も変わっているはず。

 

夢は必ず追い続けて

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画像出典:coldrain、“セットリスト投票ライブ”レポ 7年間の軌跡をファンと再確認した夜 - Real Sound|リアルサウンド

 

バンドの知名度をどんどん上げていきたいと思うのはとてもいいことで、同じ夢をもったメンバーが集まったんならぜひともどんどん活動していってほしい。なんか「将来○○になるんだ!」って思ってたら脳科学的には本当に叶うように行動するみたいよ。

 

まあ何よりオーディションが全てじゃないから、しっかりとライブを重ねて知名度をあげて、夢を追い続けてってほしいと思ってるっすよ。

 

でもそれで天狗になって2ちゃん(今は5ちゃんか)で叩かれてるバンドめっちゃいるからみんな好きなバンドの2ちゃんスレとか確認するのおすすめです。

 

俺は悪魔か何かか・・・