はてなブログってよくできてるなーと思うのが、ブログという形態をとっていながら他のユーザーともコミュニケーションが取れるからブログを続けるモチベーションに繋がる。星が1つでもつくと嬉しいし活力になるよね!なんか読者もいつの間にやら30人とかになってて驚き。もっと下世話な記事書くね。
そういや先日久々にパロディウスをプレイして「やっぱりBGMいいなぁ」って思った。
STG(シューティングゲーム)のBGMってマジかっけえんす。一回は聴いてほしいBGMが沢山あるんで紹介しますわ!下世話な記事を期待してた人はごめんなさい。明日書きます・・・
シューティングゲームってなに?って人のための説明
グラディウスとかだよ。
80年代
ダライアス「boss7」
まずはダライアスの「boss7」っす。ダライアスはTAITOが開発した横スクロールシューティング。2画面を使った大きなステージに巨大戦艦などのボスを初めて取り入れた
STGであり、いまやあらゆるゲームでボス戦前に表示される「WORNING」というアラートはこのダライアスが一番最初で、なんとギネスにも載ってるとか。
「boss7」はラスボス戦の曲で、まさに「ラスボス!」って感じのかっこいい曲調になってるっす。ちなみに秋葉原の「HEY」っていうゲーセンで実機で稼働している筐体があったのでプレイしたら1面で死んだ。
ナイトストライカー「boss6」
通称「ナイスト」の「ナイトストライカー」は、こちらもTAITOが開発した3dシューティングゲーム。特にこの作品は曲が印象的で、80年代のネオン的な雰囲気にマッチした曲調がとってもオシャレ。
「boss6」はラスボス戦で疾走感のある曲調なんだけども、作品の雰囲気を損なわない構成になってますね!これも1面で死んだ。
ファンタジーゾーン「BOSS」
ファンタジーゾーンはTAITOの横スクロールシューティングゲーム。ごめん全部TAITOになっちゃった。今までのシューティングの常識を覆す世界観、グラフィック、システムによって人気を博した作品!そんなファンタジーゾーンのボス戦の曲はファンシーなものかと思いきや以外にもガッツリベース音が鳴り響く何とも男らしいもの。
そのギャップが逆にボス戦感が出ててカッコイイ!
90年代
ギャラクティックストーム「電脳皇帝」
ギャラクティックストームは1994年にTAITOが開発した、主観視点の疑似3DSTG。かなりインパクトの強い曲名だけども、曲調はとても落ち着いていてシックな印象。ステージとラスボスの雰囲気に合わせた曲になっているのも特徴っすね!
ちなみに難易度が尋常じゃなく高い。
R-typeⅢ「Boss 3」
R-typeⅢはアイレムの横スクロールシューティング。横シューのなかではかなり有名なんで知ってる人もいるのでは?中でもR-typeⅢは個人的には最高傑作。R-typeの設定はシリーズ通してかなりダークでトラウマものということでも有名なんだけども、Ⅲは中でも割と押さえているほうだと・・・思う。
設定もさるものの、ゲーム内容のえげつなさもかなりのもので、グラフィックがかなりグロい。ザコ的には虫を連想させるクリーチャーのようなものや性器のようなものまで出てくる上に、「ゴマンダー」という巨大なオブジェのような敵はデザイナーが「ちょとお前、医師の診察を受けろ」と言われるほどのグロテスクっぷり。
この「Boss3」は初代R-typeのボス戦をアレンジしたものでかなり重たくロック調になってます。初代はプレイ済みだけどⅢは未プレイという方は是非聴いてみて!ちなみにこのゲーム、まんだらけに売ってたけど箱入りで1万超えだった。
ダライアス外伝「SELF」
ダライアス外伝は1994年に発売された横シューで、ダライアスシリーズの3作目。横シューの頂点はこれだと勝手に思ってます。今までの2画面をやめて1画面にしたことで一般ビデオ筐体での稼働が可能になった作品。
また各種演出にも力を入れているのも作品の特徴で、「SELF」の悲壮的なBGMとラストステージのボス戦が開始する際の演出は見てて「うぉっ!」ってなる。マンボウステージは特にBGMとステージの雰囲気がマッチしてるんで、動画で確認してくださいな。ちなみにタイトーメモリーズを購入すればPS2でプレイ可能っすよ!バグが無い修正版を購入することをおすすめするっす。
レイストーム「INTOLERANCE」
レイストームはTAITOが1996年に発売した縦スクロールシューティングゲーム。レイフォースの次作でありレイシリーズの2作目っすね!特にラスボス「ユグドラシル」戦のBGM「INTOLERANCE」はやばい。初めてBGM聴いただけで泣いた。
めちゃくちゃ壮大なこの曲、プレイ中に号泣してミス連発する奴が続出。とくに前奏の「HEART LAND」からの繋ぎがとってもかっこいいからぜひとも聴いてみておくれ・・・!
バトルガレッガ「Erupter」
バトルガレッガはライジングが1996年に発売した縦スクロールシューティング。弾幕シューティングが生まれる前に多量の敵弾が飛び交うゲームとして人気を博した作品。それゆえ難易度がすさまじく高く、ノーミスでプレイすると最終的な難易度が半端じゃないものになってしまう。そのため、要所要所で被弾して難易度調整をする必要があるという、「やられないとクリアできない」という、今までの常識を覆したSTGでもある。
BGMは並木学という鬼才が担当。テクノサウンドというベースはそのままに、メロディーを目立たせずパーカッションをあえて強くすることでラスボス戦の「ヤバさ」や「危なさ」を凄まじいほどに表現している。後に「怒首領蜂」という大作を任せられるのだが、すでにこの時期から個性を発揮しまくってる。
メタルブラック「Dio panic!」
メタルブラックは1991年にTAITOが発売した横スクロールシューティングゲーム。ゲーム内容がハードSFものでタイトー経営陣に受け入れられがたい事が予想されたため、プレゼンの際にダミーストーリーが作られたという逸話がある。
話のシリアスさと奇妙で独特なBGMが売りで、今プレイしても新鮮な気持ちで楽しめるっすよ!ここでは3面ボス戦の「Dio panic!」を推します。てかボスがフンコロガシて。よく考えつくなこんなの・・・
2000年代
ケツイ~絆地獄たち~「No Remorse」
ケツイはcaveが2003年に発売した縦シューティングゲーム。作中に女性が全く出てこない、かなり硬派なつくりになってる(一応「パワーアップ!」っていう声は女性だけど・・・)
特に真ボスである「光翼型近接支援残酷戦闘機"エヴァッカニア・ドゥーム"」の出現条件がめっちゃくちゃ厳しい。っていうか名前長い。だが、その条件を満たした際に出てくる真ボスたるや!凄まじいスピードの弾幕もさるものながら、鬼才・並木学がドラムンベースと敵の弾幕をユニゾンさせたBGMは聴いてて飽きがこない。
なんか並木学さっきから持ち上げまくってるけどこの曲は本当にオススメですんで一度聴いてみてください。
まもるクンは呪われてしまった!「Mantra」
なんともユニークなタイトルの「まもるクンは呪われてしまった!」はグレフとガルチの共同制作の、任意スクロールシューティングゲーム。システムも体力制や呪いシステムなど面白い要素がたくさんある。
ラスボス戦の「Mantra」は90年代基盤独特のFM音源を織り交ぜたノリのいいアップテンポな曲。ラスボス戦独特な「勝たなきゃ!」みたいな曲調も相まって「ラスボス感」が漂う良曲!
虫姫さまふたり「泣け!わめけ!!」
虫姫さまふたりはcaveが2006年に発売した縦スクロール弾幕シューティング。虫とドラゴンをコンセプトにしたファンタジーシューティングっす。ラスボスの「ラーサ」っていうクソババアがいるんすけどマジでババアすぎて本当にババアです。
でもそんなババア戦のBGMがかっこよすぎる。まあこれも並木学なんだけどさ・・・。虫が蠢いてる感がすごい。っていうかこのババアめちゃくちゃ強いんだけど、このBGMのせいでさらに強キャラ感が増しちゃってる。曲名もすごい。
斑鳩「The Stone Like」
斑鳩は2001年にトレジャーが製作した縦スクロールシューティング。プレイ中、自機の色を黒と白に任意で変更する事が可能で、敵弾や敵の色も白もしくは黒となっている。自機の色と敵弾が同じ場合のみ被弾してもミスにならないシステムとなっている。グラフィックやBGMの完成度が高く、さらにラスボス撃破後にストーリーが完結するため2周目が存在しないSTGとなっている。それ故未だにかなりの人気を誇っている作品でもあるし、未だに稼働しているゲーセンも少なくない。
そんな斑鳩のラスボス戦のBGMの演出がにくい。ラスボスが最終形態になるとBGMが1面道中に変化するのだ・・・。なんて泣ける演出するの・・・。
ダライアスバースト「the world of spirits」
ダライアスバーストはTAITOが2009年に発売した横スクロールシューティングで、ダライアスシリーズの5作目にあたる。PSPで出たこともあり綺麗なグラフィックでダライアスをプレイできるのは楽しみでしたね・・・!
何よりBGMがめちゃくちゃいい!1面道中や3面ボスのBGMもとてもいいんだけども、ラスボス戦BGMの1つ「the world of spirits」は最初聞いた時鳥肌立ちましたね!!壮大すぎて!!まず道中からBGMが始まり、ボス戦前でBメロ終了、ボス戦開始でサビ開始という完璧な演出には心打たれました!動画でぜひ確認してみてね!
番外編「the justice ray」
ブラストウィンド
ここからは番外編で、「the justice ray」という曲について紹介。この曲は同じ九十九百太郎氏が手がけた曲で、なんとBGMにも拘らずシリーズ化している。1作目はブラストウィンドというシューティングゲーム。
この熱いリードギターにやや悲しげな曲調・・・!
Thunder force Ⅴ
そして2作目がThunder force Ⅴのラスボス戦。曲名は「the justice ray part2」っす。前作の激しさと切なさを残しつつも、中盤のシンセソロで緩急をつけた前作とはまた違う仕上がりになってます。
熱いバッキングに悲しげなシンセが妙にマッチしてるっす。
セガガガ
さて3作目がセガガガ。セガガガの作品内にある「セガの歴代ハードをボスにしたシューティングゲーム内」で聴く事ができます。なんか書いてて頭おかしくなりそうだけど、動画見てもらったらわかる。
まずゲーム自体がいい意味で頭おかしい。そんなゲームのBGM・・・めちゃくちゃ悲壮感漂ってます。そんな中でどんどん爆破していくハード達・・・。切ない。
多すぎてまとまんねぇ
ごめん多すぎてこれでも結構省いた方だった。すまん・・・本当はもっと紹介したいBGMあるんや・・・並木学ばっかだけど・・・。
てな訳でこれを機にちょっとSTGやってみようかなって人は是非なんでもいいからプレイしてください。超兄貴以外。
明日は下世話な話するからな!